お父さんが子供を寝かしつけることは可能か。
私は可能であると思っている。
子供の寝かし付け方法について書きたい。
寝かし付けを行うには心構えが重要だ。
「お父さんが必ずお前(子供)を寝かせるぞ」と強く思い寝かし付けを行おう。
そして子供は信頼する人の方が眠りにつきやすい。
母親が最たる例だ。
おっぱいを与えてくれて、いつも面倒を見てくれる。
子供は母親を信頼している。
そしておっぱいと言うリーサルウェポンがある。
この最終兵器の威力はすさまじく、子供はおっぱいを飲みながらスヤスヤとおねんねなさるのである。
お父さんにもおっぱいがあればいいのだが。
いや、おっぱいはある。あるが、残念ながら母乳はでない。
まず、子供が眠りにつきやすい状況を作るのが、寝かし付けのコツである。
○子供が寝やすい状況
・適切な室温
・暗い部屋
・騒音がない部屋
・抱っこしながら歩く
子供が寝付きやすいのは上記の状況である。
特に抱っこしながら歩くのは、非常に効果的だ。
抱っこは、子供の顔が自分側に向いていた方がいい。
子守唄は、自分の子供には効果がなかった・・・。
しかし、子供によっては効果があるので、歌って意味がないと思えば辞めればいい。
そして注意してほしいのは、自分(お父さん)が寝かせると決めたら決して、お母さんや、おばあちゃん、その他の人の力を借りないこと。
何故なら途中で誰にか子供預けてしまうと、子供は「この人は泣きわめいていれば、寝かし付けてくれる人に変わってくれる」と思ってしまうからだ。
こうなってしまうと、寝かし付けは困難。
最初は非常に辛い。
泣きわめく子供を抱っこして悪戦苦闘することだろう。
現に私がそうだった。
初めて寝かし付けを行ったときは、1時間近くかかってしまった。
無事、寝てくれたときは、うれしくてうれしくて、「寝てくれて、ありがとう」と思った。
子供がどれだけ泣きわめいても大丈夫だ。
もともと子供は泣くものであり、泣くことでエネルギーを消費して自然と寝てくれる。
寝かし付けのコツはまだある。
子供の気をいったん別のものに移す方法だ。
例えば人形を持たせる。
私のおすすめ動物や植物を見せてやること。
猫などの動きが機敏な動物より、金魚の様な動きや緩やかな動物が効果的。
一旦、気が紛れて泣き止むことがある。
泣き止んだ隙に、抱っこ歩きを続けて睡眠に誘っていく。
単に抱っこ歩きをするだけではなく、この様な工夫をすると眠ってくれる。
初めに述べた信頼についてだが、これは普段の接し方も大切。
おしめを変えたり、ご飯を食べさせたり、一緒に遊んであげたり、お風呂に入ってあげたり、お世話をしてあげると、子供はお父さんのことを信頼する。
子育てを行う上で、当たり前のことなのだが、こういったふれあいが無い人を、いくら実の父親でも信頼してくれるだろうか?
そして信頼しない人に抱っこされて眠りたいと思うだろうか?
むしろ、当たり前の子育てをおこなっていれば、どんなお父さんでも寝しつけが出来る、ということなのである。
おっぱいを飲ませなくても寝かし付けが出来るようになれば、お母さんより早く寝てくれることだってある。
寝かし付けをお父さんが出来れば、お母さんの負担も減って喜ばれる。
寝かし付けが出来るお父さんになろう。