オリンピックの女子カーリングが面白かった

カーリングに興味は無かったが、オリンピックでやっていたのを見て面白いと感じてしまった。

 

カーリング娘、略してカー娘らしい。

日本のカー娘が大活躍である。

 

緻密にストーンを並べて、相手のストーンを蹴散らし(テイクアウト)、大量得点が入る。

 

何とも爽快である。

 

円の中に入ったストーンの数だけ、得点が入るものと思っていたが違っていた。

正しくは、円の中心に一番近いチームのストーンで、なおかつ相手のチームのストーンより、内側のストーンのみ得点になる、とのことで、何だかわかりにくい(笑)

 

円の中心に一番近いストーンのチームしか点が入らないルール。

つまり、後攻が有利なのである。

どれだけ、後攻で点を取れるか、先攻で得点を抑えることが出来るかが、勝敗を分ける。

 

ってなことも今年初めて知りました(笑)

 

4年前もマリリンとかで、人気があり、それなりに知名度のあるスポーツですが、全く知識が無かった。

 

ほうきでごしごし擦っているのは、摩擦で氷を溶かし、抵抗を減らすことで、速度を落とさず遠くに飛ばすことが出来るのと、ストーンの片面を擦ってカーブさせるためである。

 

ほうきで擦ることで、ちょっと横に投げて、カーブを掛けると、前のストーンの後ろに置くことも出来るわけだ。

 

また、0対0の場合は、攻守交代がない。

わざと、得点を入れずに後攻を続けるなど、その時の状況に応じて、戦略が変わる。

実に奥が深い。

 

ガードストーンなるものがあり、円より手前で、ストーンを止める。

相手の邪魔をするストーンを置いて、優位に進めようという、テクニックだ。

 

真ん中のラインにガードストーンを置くのはなんとなくわかる。

しかし、よくわからないのがサイドのガードストーンを置くテクニックだ。

きっと、高等な読みや戦略があるのだろうと思うが、素人にはよくわからない。

 

 

この辺も、カーリングは奥深いな、なんて思わせる魅力の一つなのかもしれない。

 

ルールやテクニックも面白いが、カーリングの面白さは、ルックスにもあるだろう。

日本選手、みんな普通なんだが、なんだか魅力的だ(笑)

藤沢五月選手は最後にリリースするの任された、もっともテクニックや勝負勘がある人であろう。

やはりそういった人ならではのオーラがあるのか惹きつけられるものがある。

 

そして日本の選手は、笑顔が眩しい。

それが後半から疲れか、メディアの過熱からか、集中力が無く、笑顔が見られなくなった。

これは非常に残念で、負けこみ始めたのも、笑顔が無くなってからである。

どうもカーリングと言う競技は、コミニュケーションが非常に大事なスポーツの様だ。

 

チームの雰囲気がリリースに影響があるからだろう。

リラックスして投げることが出来れば精度はかならず上がる。

 

チームの雰囲気が最悪なのに、集中して投げることが出来るわけがない。

どんな強豪でもチームの雰囲気は変わる。

 

些細なことで息が合わなくなり負ける。

当然、テクニックや地力もあるだろうが、ジャイアントキリングが起こらないわけでもないのが、カーリングの面白さの一つかもしれない。

 

ここまで書いておいて、3位決定戦の最後は、子供遊び疲れて、気が付いたら寝てしまっていた(笑)

カー娘の笑顔はリアルタイムで見られなかったが、たっぷり遊んだ子供の笑顔は見ることが出来た。

翌朝、3位になったと報道を見て、彼女たちの健闘を寝ぼけながらに思った。

カー娘応援もいいが、私の仕事は、娘の笑顔を作ることだ。

 

4年後もカー娘の活躍を願っている。