サムライスピリッツの特徴的なシステムの一つに「弾かれキャンセル」があります。

 

「弾かれキャンセル」の理解なく中〜上級者との対戦で勝つことは出来ないと言えるほど、重要なシステムとなっています。

 

弾かれキャンセルの使い所やコツを覚えましょう。

 

弾かれキャンセルとは？

斬りをガードされた硬直モーションを”必殺技”か”弾き返し”でキャンセルすること言います。

 

なお、硬直モーションの後半にキャンセルのタイミングがあります。

 

 

 

強斬りは頻繁に使用する技です。

 

この強斬りは、弾かれキャンセルを理解するのに打って付けかつ実践することになります。

 

 

強斬りなどをガードされると画の様に、仰け反るような、弾かれモーションを取ります。

 

この弾かれモーション中は、ガードを行えません。

 

相手は、反撃を行いダメージを奪うことができます。

 

 

 

必殺技か弾かれキャンセルか、どちらを選ぶかは、相手の癖や状況に応じて使い分けます。

 

”必殺技”は発生の早い技でキャンセルする

必殺技ならどれもキャンセルを行えますが、発生の早い必殺技でキャンセルを行うのが鉄則です。

 

何故なら単純に遅い必殺技だと、相手の攻撃で潰されてしまうからですw

 

また、昇竜系か突進系の技でキャンセルが良いでしょう。

 

覇王丸なら「弧月斬」、幻十郎なら「光翼刃」ですね。

 

キャンセルを行えるのは”必殺技”と”弾き返し”

弾かれキャンセルは”必殺技”と”弾き返し”でキャンセルを行えます。

 

必殺技、弾き返し共に成功させればダメージを与えることが可能です。

 

しかし、それぞれに用途は変わります。

 

弾き返しの場合は、弾き返せない、蹴りや下段技がありますが、必殺技は発生さえ負けなければ、一方的に打ち勝つことが出来ます。

 

ただし、必殺技の方が、メリットが多いと言うわけではありません。

 

まず、ガードされた場合です。

 

基本的に、発生の早い技は、隙の大きい技となります。

 

例えば、幻十郎の「光翼刃」で弾かれキャンセルをしたとします。

 

相手は、弾かれキャンセルを予測して、ガードしたままだと「光翼刃」の大きな硬化中に、コンボを決めて大ダメージが与えられてしまいます。

 

さらに、弱〜中光翼刃の場合、無敵判定がないので、相打ちになることもあります。（最悪、負けることもあります・・・）

 

相手の反撃に対して、しっかりカウンターを取るためには、無敵判定のある強光翼刃を使いましょう。

 

大光翼刃が相手にヒットすればいいのですが、ガードされた場合は、秘奥義で確定反撃されるほどの隙が生まれてしまいます・・・。

 

この様に、必殺技は相手の反撃にカウンターを取りやすい反面、ガードされると隙が大きい側面があります。

 

弾き返しの場合は、弾けない技で反撃された時は、一方的に負けてしまいます。

 

しかし、弾いた時のリターンは非常に大きいです。

 

弾き返し後は、長距離で弾き返しを行う以外、ほとんどのキャラで秘奥義が確定します。

 

相手が怒りゲージを持ってなければ、爆発抜けが行えないので、３割程度ダメージを与えた状態なら、そのラウンドはとったも同然です。（秘奥義で倒せる場合がほとんど）

 

こちらも必殺技と同じで隙は大きいです。

 

正確には、必殺技の様に硬化時間は多くないのですが、弾き返しを行えない技がヒットする隙は長い、と言うことです。

 

また、タイミングを少し遅らせて反撃をされるとヒットしてしまいます。

 

ちょっと遅らせて強斬りをするとヒットすると言うことです。

 

弾かれモーションが発生しない技もある

立ち弱〜強斬りをガードされると弾かれモーションが出るのですが、弾かれモーションが出ない技もたくさんあります。

 

例えば、覇王丸のダッシュ強斬りです。

 

 

写真の技が覇王丸のダッシュ強斬りです。

 

 

写真に様に、ガードされていますが、弾かれモーションが出ていません。

 

この硬化中の反撃は確定となります。

 

しかし、同じ様なモーションのしゃがみ強斬りは、弾かれモーションが発生します。

 

 

ダッシュ強きりと似ています。

 

 

写真の様に、弾かれモーションが出ています。

 

弾かれモーションが発生する技か、そうではないかは、非常に重要なので覚えておきましょう。

 

相手が無敵技で反撃して来た場合

必殺技、弾かれキャンセル共に相手が無敵判定を持った技で反撃した場合は、負けてしまいます。

 

ただし、こちらも無敵技で反撃した場合は、タイミング次第で勝つことがあります。

 

こちらの体力ゲージがギリギリの状態で、技をガードされて弾かれモーションが出た時に、相手が思い切って無敵技で反撃してくることがあるので、この場合は、こちらも無敵技で弾かれキャンセルしてあとは祈りましょうw

 

 

まとめ

・弾かれキャンセルとは、斬りをガードされた硬直モーションを”必殺技”か”弾き返し”でキャンセルすること

・必殺技でのキャンセルは、扱いやすいが隙が大きい

・弾かれキャンセルは、決めた時のリターンが大きい

・弾かれモーションが出ない技もある

 

弾かれキャンセルは、サムスピ独特のシステムです。

 

強斬りが強いゲームで、ガードされても弾かれモーションをキャンセルできるこの仕組みは、他の格闘ゲームにはない、面白い読み合いとなっています。

 

弾かれキャンセルをうまく使って、一つでも勝ちを得ましょう！