福井坂井市にあるゲストハウス「詰所三国」に家族と一泊で泊まりました。
ゲストハウス形式の宿は初めてで満足出来るか不安がありました。
しかし、いい意味で裏切ってくれる宿でした!
車ではなく、電車で訪れました。
大人なら三国駅から徒歩で15分ほどの場所にあります。
子ども連れていたので、20分ほどかかりました。
○ゲストハウス「詰所三国」とは
アメリカ合衆国出身の東洋文化研究者、著述家である”アレックス・カー氏”がプロデュースを行った宿です。
詰所三国HP→https://tsumesyomikuni.jp
家屋は築百数十年の薬屋をリノベーションしています。
良き古さと、今の新しさが混在した魅力的な空間でした。
左棟は「行雲」、右棟は「流水」と名付けられています。
つまり一つの家屋に2つの部屋があると言うことです。
我が家は「行雲」に泊まりました。
○「詰所三国」の特徴
ゲストハウスは色んな形態があると思いますが、詰所三国は、キッチン 、リビング 、和室、寝室、坪庭と言う、沢山の部屋を利用し、自分たちで料理をして楽しむ宿となっていました。
そう、キッチンが付いているのです。
食事が気になるところですが、ケータリングを利用することも出来るので自炊しなくても食事をとることが出来ます。
出来れば料理をしたかったのですが、到着時間18時と遅めだったので、我が家はケータリングを利用しました。
○料金・プラン
我が家は以下のプランを利用しました。
プラン:ケータリング【甘えび会席料理】三国港で水揚げされた甘えびのとろりとした食感を堪能
人数:2人 夕食付
室数:1 室
客室:行雲
大人@ 17,650 円 x 2 名
合計 35,300 円 (サービス料込・消費税込)
合計室数:1室 合計人数 大人:2名様
夕食のみ付いて大人2名(子どもは無料でした)約3,5万となっています。
○外観・内観・近隣
外観から分かりますように古民家を再生(リノベーション)をしています。
地図をよく見ないと場所がわかりにくいので注意してください。
中は綺麗にリノベーションされています。
木と基調としたデザインで、間接照明の柔らかな光に癒されます。
寝室は、シングルが2台あります。
メゾネットの様になっていて階段から登った2階が寝室になっていました。
バスルームも清潔感があり、気持ちよかったです。
アメニティはひと通り揃っています。(タオル、歯磨き、寝巻き、クシ、髭剃り、シャンプー、リンス等)
浴槽は、一般的な住宅と同じサイズです。
大浴場などの様な、広々としたお風呂ではありません。
テレビ、DVDプレーヤー、Bluetoothスピーカーがあります。
BluetoothスピーカーはBOSE製でした・・・。
BOSEなら使うしかあるまい!(ミーハー)
良質な音で音楽を聴きながら、ゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。
こういった細かなこだわりが嬉しいですね。
キッチンは充実していました。
調理用のフライパン、鍋、ケトル、おたま、包丁、皿、コップなど、料理をする上で必要なものは揃っております。
食材を持ち込むだけで十分に料理を行えます。
冷蔵庫、レンジもあるので、温めるだけのお弁当も利用可能。
居間もありました。
マージャンをやりたくなる様な雰囲気ですw
(牌卓はなかったです)
ちなみにこちらに布団を敷いて寝ることが出来ます。
話は変わりますが、出入りは、オートロックです。
受付の際に写真の様な紙が渡されて、玄関のインターホンの下にあるテンキーに打ち込み解錠します。
オートロックなのでセキュリティー面でも安心感がありますね。
でも夜中に内鍵をしてしまうと、オーナーさんは恐らく個人営業だった様なので、対応が難しいかもです(^^;
な、な、なんと洗濯機がありました。
しかも洗剤付きです!
我が家は利用しませんでしたが、長期旅行のついでに立ち寄った際には洗濯をしたいと思うので、これもありがたいですよね。
吹き抜けの天井壁面には、古い商店の看板がありました。
レトロな雰囲気を出すのに人役を買っています。
さらに町の歴史を継承する思いも感じられ、粋の効いたアレンジメントとなっていますね。
すぐそこに海沿いがありました。
のんびり散歩も楽しめる場所です。
散歩をしていると中学生?と思われる少年少女に「こんにちは」とあいさつされました!
いや〜、こう言うのは結構嬉しいですね。
地元の人たちと、ちょっとした触れ合いは旅行のよい思い出となります。
坪庭にワビサビを感じる・・・!
この縁側でゆったりも素晴らしい!
どこまでこだわってるんだ!
管理が大変なんじゃないかと、勝手に心配してました(笑)
○ケータリング料理
ケータリングが豪華で凄い!
ご飯、味噌汁、天ぷら、焼き魚、茶碗蒸し、副菜×3種類、煮物、お刺身、デザート。
(デザートは朝食に食べてバナナを追加しました)
と、お腹いっぱいに、贅沢な品々を堪能しました。
どれも味は一級品で、特にエビの三国湾で水揚げされた甘エビの、プリプリとした食感と、磯香りが効いたエビの甘さが絶品でした!
お酒を買ってこなかったのが悔やまれる!
もう一度、お酒を楽しみながらゆっくりと味わいたい逸品です。
あまりに豪華、美味なので調べると、「魚志楼(うおしろう)」と言う老舗の闊歩料理店のケータリングでした。
どうりで旨いわけだ。
三国の絶品料理に舌を打ちつつ、いい気分で床に着くのでした。
っと・・・、床に就く前に。
コーヒーをいただく事としましたw
なんとこちらの棚に。
コーヒー豆とハンドミルがあります。
(ミルの写真は撮り忘れ)
食後のコーヒーをゆったり楽しみ、なんとも優雅な時間を過ごせました。
○自炊するときは?
自炊はしなかったのですが、再び訪れた時のリサーチとしてスーパー行ってみました。
三国駅の目の前にある「ピアファーム」です。
野菜に顔が書かれたマスコットが可愛いぞw
果物やお野菜が売られていました。
お肉はもちろん、昨日いただいた甘エビも並んでいます!
398円と安い!
もちろんアルコールも扱っておりました。
これで、食事にお酒を調達できますね!
お弁当も取り扱っていたので、さっと済ませたい人はこちらでも。
注意点ですが、コンビニは近くになく、三国駅まで戻らなければなりません。
なので、宿に入るときにはしっかり買い物を済ませておいてください。
○まとめ
食事は、ケータリングか、自炊でよく、ゆったりと過ごしたい人にオススメしたい宿です。
リノベーションによる、新旧の融合が素晴らしく、独特の空間が楽しめます。
既に、もう一度泊まりに行こうと、嫁がつぶやいていましたw
町家ステイ「詰所三國」
〒913-0045 福井県坂井市三国町南本町3-3-17
Tel. 080-2964-9613
Mail. tsumesyomikuni@gmail.com
産直市場ピアファーム
〒913-0046 福井県坂井市三国町北本町2丁目2−25
営業:8時00分~19時00分
日曜日 定休日
電話: 0776-82-8755