格闘ゲームを楽しむ上でフレームの理解は欠かせないのではないかと思っています。
フレームとは何かと言うと、一般的なゲームは1秒間に60回画面が切り替わっています。
この1回の画面を1フレームと呼びます。
つまり1秒間で60フレームある、と言うことです。
0.1秒は6フレームになります。
技の発生時間や、攻撃をガードされた時の硬化時間がどれだけかを知るためにフレームが用いられています。
フレームはFと略すことが多いです。
中攻撃の発生は14Fなどですね。
14Fということは、時間にすると約0.234秒となります。
(厳密には0.2333333…秒と3が永遠に続きます)
中攻撃ボタンを押して0.234秒後に攻撃判定が出る、と言うことなんですね。
秒で表すとわかりにくいのでFにするわけです。
今から20年ほど前、まだ中学生の頃にバーチャファイター3という3D格闘ゲームにハマってるいました。
昔はネットが発達していないのでムックと言う攻略本を見ていました。
そこになりやら謎の数字が・・・。
それがフレームでした。
肘(→P):発生14F、硬化〜
膝(→K):発生17F、硬化〜
とか書いてありました(細かいフレームは忘れましたw)。
ムックを読み進めると、「この技はローチが長く発生が16Fと早いので牽制に良い」や、「この技をガードしたら発生10FのPKで確定反撃だ!」などと書かれていました。
初めは「ん〜?フレームってなんだ??」と良く分からず。
なんども読み返すうちに、フレームは、確定反撃や読み合いの差し技を知るために必須の情報と分かってきたのです。
例えば、ガードすると20F相手が硬化(隙)が生まれる技をガードできたとき、膝(→K)を確定反撃として叩き込めると言うのを分かっているのと、分かっていないのではリターンが大きく違います。
また肘(→P)をガードされた時、確か硬化が−5F(フレームはうろ覚えw)で、立ちパンチ(P)が発生10Fなので、相手が発生14Fの肘(→P)で反撃してくると、立ちパンチ(P)で割り込めない、と言うことがわかります。
この様にフレームに基づく差し合いの理解を深めた時にバーチャファイターの世界が一気に広がったことを良く覚えています。
「なるほど、こうしてこうすることで、こう言う読み合いが発生するのか!」
と、足りない頭で考えていましたw
フレームが分からないと、強くない、勝てないわけではありません。
でも、フレームがわかることで、勝ちやすくなることはあると思います。
とは言え、ゲームは楽しくなくてはなりません。
いきなりフレームを覚えようとはせず、まずはゲームに触れて楽しむ。
だんだんと勝ちたい気持ちが強くなった時に、フレームを知るのもいいのではないかと思います。
何せ、フレームは暗記なので、やる気がないと覚えれませんw
上級者になればなるほど、フレームを知る知らないで、勝負が決まることがある様に感じています。
最後の一撃で最大ダメージを取ってラウンドを取る!
相手の硬化は○Fで、最大ダメージを取れる反撃技は○F、と言うことを瞬時に判断して決まる勝負です。
ここまで来ると格闘ゲームは本当に面白い。
是非ともフレームを覚えて熱い読み合いができる様になりましょう。
色々書いといて、なんですが、フレームを知ってより高度な戦いは私自身、まだまだ全然出来ていないので、これからも精進ですw